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【仮想通貨】リップル(XRP)とは?リップル(XRP)の特徴と将来性・今後の価格はどうなるか?どこよりもわかりやすく解説!
2017年の年末にリップル(XRP)は大きな上昇を見せ大きな注目をみせ、現在でも仮想通貨の時価総額も上位にあるリップル(XRP)。
日本にはリップル(XRP)好きな仮想通貨投資家が多く、人気が高い仮想通貨の一つです。
仮想通貨はビットコインだけではなく、ビットコイン以外のアルトコインにもそれぞれ色々な特色があります。
ただ値段が安く今後伸びそうだからと購入するのも一つですが、やはり投資ということを考えたら投資をする対象の魅力を知って買うとやはり愛着も湧きますからね。
今回は仮想通貨初心者の方にどこよりも分かりやすく、リップル(XRP)の特徴とビットコイン(BTC)との違い、なぜリップル(XRP)の価格は上がるのか?そしてリップル(XRP)の将来性をご紹介いたしますね。
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Ripple(リップル)の概要と特徴
通貨名 | Ripple(リップル) |
公開 | 2013年 |
通貨単位 | XRP |
通貨上限 | 1,000億枚 |
コンセンサスアルゴリズム | PoW |
取引承認時間 | 4秒 |
公式サイト | https://ripple.com/solutions/ |
【リップル(XRP)の現在の時価総額】
リップル(XRP)の特徴
そして、世界的大手IT会社Googleの子会社が出資していることでも知られています。
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リップル(XRP)とビットコイン(BTC)との違いは?
リップル(XRP)とビットコイン(BTC)の大きな違いをまとめてみました。
仮想通貨 | リップル(XRP) | ビットコイン(BTC) |
中央機関 | Ripple Inc | なし |
コンセンサスアルゴリズム | PoC | PoW |
取引承認時間 | 約4秒 | 約10分 |
開発目的 | 送金システム | 決済システム |
①ビットコイン(BTC)とリップル(XRP)の管理体制の違い
ビットコイン(BTC)の特徴は管理者が存在しない「非中央集権」が特徴ですが、リップル(XRP)は管理をする中央集権の機関Ripple社がいます。
管理者がいるということは、それだけネットワークが安定しているということに繋がり、取引や何か問題が起きたとしてもRipple社の主導のもとで行われます。
②コンセンサスアルゴリズムの違い
ビットコイン(BTC)は、「Proof-of-Work」(プルーフ・オブ・ワーク)略してPoWと呼ばれるアルゴリズムを使っています。
「Proof-of-Work」(プルーフ・オブ・ワーク)は直訳すると「仕事の証明」です。
ビットコインはブロックチェーン(台帳)に記載する為に、不特定多数のビットコインネットワーク参加者で分散して取引データを管理しています。
ブロックチェーンの特徴としては、取引データをまとめたブロックを鎖(チェーン)で繋いでいるので改ざんが極めて困難です。
「Proof-of-Work」(プルーフ・オブ・ワーク)の流れ
①取引データをまとめたブロックを生成
②ブロックチェーンへの追加権利をかけて、コンピュータを使って計算問題を解く。
③一番早く計算をしたコンピューターは、導き出した答えを他の参加者に報告。
④ほかの参加者が、正否を判断。
⑤正解なら、そのコンピューターが生成したブロックをブロックチェーン(台帳)に追加し報酬として新規ビットコインがもらえる。
この計算問題を解き報酬を得る作業のことをマイニングと言います。
マイニング作業には時間(10分〜)がかかったり、コンピューターのフルに使って計算する為電気代もかかります。
リップル(XRP)はProof-of-Consensus(プルーフ・オブ・コンセンサンス)略してPoCというアルゴリズムを使っています。
Proof-of-Consensus(プルーフ・オブ・コンセンサンス)は直訳すると「合意による証明」です。
ビットコインが使っている「Proof-of-Work」(プルーフ・オブ・ワーク)の承認作業(マイニング)と違い、消費電力は少なく数秒で承認作業が終了します。
そしてビットコインはブロックチェーン(台帳)で管理していますが、XRP ledgerで管理しています。
「Proof-of-Consensus(プルーフ・オブ・コンセンサンス)の流れ
①リップルで取引が行われる。
②取引は「台帳に記録される候補の取引(Canditate)」として、ネットワーク上の参加者に転送。
③伝搬された取引記録をRipple社が選択したvalidator(ヴァリデーター)と言われる承認者の80%がOKを出した際に「正しい取引」とみなされ、台帳に記録されます。
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リップル(XRP)の歴史
2012年
・Ryan Fuggerによって考案
2014年3月
・1XRP=0.61円
2015年
・世界フォーラムでテクノロジーパイオニア賞を受賞
2016年
・みずほ銀行、三井住友銀行、ゆうちょ銀行、りそな銀行を含む大手金融機関が2016年から続々とリップル(XRP)の採用を表明。
2017年
・イギリスの中央銀行が、全世界の即時グロス決済(資金移動システムにおける決済処理方式の一種)を目指すFinTech Accelerator実験に、リップル(XRP)の参加を決定。
・三菱東京UFJ銀行がリップル(XRP)と提携。海外送金を18年から開始。
・内外為替一元化コンソーシアムにて国内銀行がRippleの次世代決済基盤をクラウドに実装することを表明したことに加え、今回から三菱東京UFJ銀行が参加。
・Ripple社が保有する550億XRPのロックアップ発表により一時50円台まで暴騰。
・大幅な調整が行われ、20円台まで下落。
・SBIホールディングスが仮想通貨の取引所やリップル(XRP)を使った国際送金、仮想通貨のマイニングに参入を発表。
・アメックスとXRPが提携を発表。
2018年
・リップル大暴騰で1XRP400円越えを記録。
・リップルがマネーグラムと提携。
・インド最大の取引所zebpayで上場。
・リップルが銀行や送金サービス業社5社と提携。
・Ripple社が送金アプリMoneyTap(マネータップ)を発表
・インド取引所Koinex、でXRPが基準通貨に。
・リップルが新プロジェクト「Xpring」を発表。
・XRPの新シンボルに変更。
・韓国のサムスンがXRP決済を導入予定。
・リップルを基準通貨とした初の仮想通貨取引所DCEXのユーザー登録開始。
リップル(XRP)との提携先企業
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リップルの価格は上がるのか?
結論から言うと、銀行がRippleの仕組みを使い国際送金する以上XRPを使わざるおえないのです。今後世界の銀行がRippleを使い流動性が向上し、需要が伸びればXRPの価格が上がります。
ではなぜRippleの仕組みを使うのにXRPが必要なのか?まずはそこを理解せねばなりません。
「Ripple」と「XRP」の違いを知る
まずRipple(リップル)とXRP(リップル)は読み方は同じですが、種類が違います。
Rippleというのは「IOUとXRPを使った送金の仕組み」のことで、XRPは「ブリッジ通貨」のことです。
IOUとは…
「I owe you」の略称であり、第3者が発行する手形(預かり証)のことでRippleネットワーク内で「誰もが円やドルの代わりに発行できるもの」です。
例えば、A銀行が独自の通貨をIOUで発行し、A銀行ポイントを100P=100円で換金するよ!というサービスがあれば、A銀行の支店で換金できますよね?
しかし、日本にしかないA銀行が独自に発行したIOUは、海外のB銀行で換金しようとしても換金できません。
理由は銀行間の提携もしてもいないし、信用がないのでA銀行ポイントの100Pは海外のB銀行では100円の価値がないのです。
海外の銀行も同じように、自分のB銀行で発行しているB銀行ポイント100ポイント=1ドルのIOUを発行していても、日本の銀行と提携していなければ日本円に換金できませんよね。
つまり、このA銀行とB銀行の「お金の価値を繋ぐ」ために送金手段としてRippleを使い、世界で同じ価値があるXRPを通して自国の通貨に換金するのです。
「Rippleネットワーク内」
円→A銀行IOU→XRP→B銀行IOU→ドル
ドル→B銀行IOU→XRP→A銀行IOU→円
なので国際送金をスムーズにしたい場合、Rippleのサービスを使えば使うほどXRPを通す為、流動性が高まります。
さらに今後このRippleのサービスが世界で当たり前に使えるようになれば、送金する際「円→A銀行IOU→XRP→B銀行IOU→ドル」とわざわざ銀行に円を預けてIOU→XRP→IOUを通すより、はじめからXRPを保持した方が便利になりますよね。
つまりRippleを使ったサービスが普及していけば、海外銀行とのやりとりもスムーズに行われ世界中のお金の流動性が高まるのです。
なので今Rippleは国内だけではなく、世界の大手銀行なども参入し整備を整えています。
Rippleを支えている技術については、下の記事に書いてありますので、合わせて読んでみて下さい。
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リップル(XRP)の今後の価格はどうなる?
今後、世界の銀行がRippleの仕組みを使い国際間で使われるようになり、XRPの需要が高まれば、リップルの価格は必然的に上がるのではないでしょうか?
世界の大手銀行の提携もニュースで流れてきています。
先ほども書きましたが、「円→A銀行IOU→XRP→B銀行IOU→ドル」とIOUを通すよりも、自身でXRPを保有した方が良いですよね?
つまり世界の銀行や企業が提携していけばいくほど、銀行や企業もXRPを購入してくるので価格も上がってくるでしょう。
しかし、今すぐに価格が急騰する可能性は低いですが、少しずつ価格が上がり数年後にはかなり期待ができる通貨になりそうですね。
ちなみにリップル(XRP)を取引できる日本国内の仮想通貨取引所は2018年9月現在、QUOINEX(コインエクスチェンジ)、ビットポイント(BITPOINT)、ビットバンク(bitbank.cc)の3つになります。
もしできるだけ手数料が安くリップル購入したいと言う人は、海外取引所で購入してみましょう。
日本国内よりも、海外の取引所の方が手数料が安くなっておりますし、登録も5分程度で簡単に完了でき日本語対応もしています。
この機会に海外の取引所BINANCE(バイナンス)に口座開設してみてはいかがでしょうか?
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最後に
いかがでしたか?
Ripple(リップル)の仕組みから、XRP(リップル)の今後の可能性をご理解いただけましたか?
仮想通貨で手堅く投資をしたいのであれば、XRP(リップル)も視野に入れてみてはいかがでしょう。
ただし投資は自己責任なので、よく考えて投資をしてくださいね。
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【このブログを書いてる人】
JAPAN BIT CONSULTING
神村進介
金融業界での知識やFXの経験を生かし、2017年2月から仮想通貨の投資を行っています。
初心者にも分かりやすい説明を心がけて、少人数での勉強会や企業様での講義なども開催しております。
ビットコインを使った投資のコンサルや勉強会、企業様での講演会などご希望の方はLINE@、またはJAPAN BIT CONSULTINGのホームページのメールからお問い合わせください。
最新情報はLINE@で配信中。




JAPAN BIT CONSULTING
神村
HP:JAPAN BIT CONSULTING
元証券マンブロガー。「お金に働いてもらい資産形成」することを目標に、投資の世界に足を踏み入れました。金融業界での経験やFXの経験を生かし、資産形成をしています。
2012年頃から為替取引(FX)を始め、2017年2月から仮想通貨(暗号通貨)へ移行、現在は株取引を行っています。
初心者にも分かりやすい説明を心がけて、少人数での勉強会や企業様での講義なども開催しております。
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