今は買い時?売り時?投資家心理を知ればビットコイン(仮想通貨)の買い時と売り時が見えてくる!
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ビットコインを始めとする仮想通貨市場は、去年と比べると大きな下落が続いています。
下落が続くと仮想通貨に投資をしている人はだんだん悲観的になり「このまま価格が下がり続けるのではないか?」「仮想通貨はもうオワコン(終わった)!」と思ってしまいます。
日々減っていく資産、下落するチャートを目にすると精神的にもやられてしまいますよね。
チャートは投資家達の心理を映し出すものです。
みんなが「もっと上昇する」「まだまだ上がると思うから、早く買わなければ損してしまう!」と欲を出し買いを入れていけば、去年のような爆上げチャートが出来ますし、みんなが「もっと下落する」「早く売らなければ損してしまう!」と恐れ売っていけば大きく下がって次から次へと同じ方向に動きます。
つまり現在の下落相場は大衆の心理が大きな下落に恐怖し売りが入り、売りが売りを呼んでいる状態になっています。
なので投資家達の心理(欲望や恐怖)でチャートは作られているのです。
しかし、人の心理は昔から変わりません。
みな恐怖を感じる所も、歓喜を感じる所も大体同じ所です。
なので、チャートや市場も過去と同じ動きをする事が多々あります。
今がどのような状況で、投資家達の心理はどう感じているのかを理解する事で、そろそろ「買い時」なのか、「売り時」なのかを知ることができます。
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価格変動の性質を理解する
市場には「価格変動の性質」というものがあります。
どんな銘柄でも「長期間大きな値幅で上昇する時期」もあれば、同じように「長期間大きい値幅で下落する時期」があるという事を理解しなければいけません。
ビットコインや他のアルトコインも去年の年末の大きな上昇があって、今は大きな下落の途中です。
大きな値幅で上昇し、大きな値幅で下落しています。
ここでひとつあなたに見てもらいたい株価レベルにおける「投資心理のサイクル」の図というものをご紹介します。
投資心理のサイクル
(情報源:Self Control and Discipline)
ではこの投資心理のサイクルの図をわかりやすく、仮想通貨市場の投資家達の気持ちに照らし合わせてみると…
1-楽観(Optimism) | 「まだまだ上がるでしょう!」 |
2-興奮(Excitiement) | 「イケイケどんどん!」 |
3-スリル(Trill) | 「どこまで上がるかハラハラドキドキ!」 |
4-陶酔(Euphoria) | 「うっとり。寝ておきたら資産増えてました!仮想通貨最高!」 |
5-最大の買いチャンス(Maximum Point of Opportunity) | ー買いの天井ー |
6-心配(Anxiety) | 「なんか落ちてきた…大丈夫かな…」 |
7-現状の否定(Denial) | 「いやいや今は下がってるけどまだまだ上がるっしょ!」 |
8-恐怖(Fear) | 「この下落はいつまで続くんだろ…怖い…。」 |
9-自暴自棄(Desperation) | 「もうどうにでもなれ!」 |
10-パニック(Panic) | 「ギャー!ここまで下がってる(泣)」 |
11-降伏(Capitulation) | 「もうダメ…。」 |
12-落胆(Despondency) | 「仮想通貨はオワコン。期待通りにはいかないよね…。がっかり。」 |
13-鬱的な状態(Depression) | 「仮想通貨に投資なんてしなければ良かった…立ち直れない…。」 |
最大のリスクポイント(Maximum Point of Risk) | ー底値ー |
14-希望(Hope) | 「あれ?価格が回復してきてる?もしかしたらワンチャンある?」 |
15-安心(Relief) | 「良かった。やっと元の価格に戻ってきた。」 |
16-楽観(Optimism) | 「まだまだ上がるでしょう!」 |
と、いう感じですかね。
このように投資家の心理はループしていきます。
投資家達の心理を理解する事で、今が買いなのか、売りなのかが見えてきます。
市場が総悲観になればなるほど最大の買い時ですし、総楽観になればなるほど最大の売り時です。
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ビットコイン(仮想通貨)は今どの位置なのか?
去年から今年始めのビットコインの話題性を思い出してください。
テレビをつければバンバンCMでビットフライヤーやコインチェック、Zaif、GMOなどのCMがやっていましたね。
テレビ番組や雑誌でも「仮想通貨で億り人」や「寝ているだけで資産が増えてる仮想通貨!」といった特集もやっていました。
それはまさに画像でいう2~4の状態で買い煽りのように…。
あの時はまだまだ上がるとみんなが買いに走っていましたが、ビットコインを安値で買った投資家達はこの上げを警戒し売りに出しました。
「世間が総楽観の時に売る」という選択をした投資家が生き残れたのです。
では今、仮想通貨はどの位置にいるでしょうか?
7の現状の否定(Denial)?
8の恐怖(Fear)?
もしかしたら
10-パニック(Panic)
11-降伏(Capitulation)
12-落胆(Despondency)
13-鬱的な状態(Depression)
という位置に差し掛かっているのかもしれません。
あなたはどう思いますか?
巷では仮想通貨オワコン説もちらほら出てきていますので、私は10のパニックに差し掛かった所ではないのかな?と考えており、さらなる下落も視野に入れています。
じゃあしばらく下落して、また何年か後に上昇してくるのか?というとその可能性もあるかもしれません。
しかし、ビットコインも含めた仮想通貨市場は他の株価と比べるとかなり早い勢いでチャートを作っています。
他の株価が10年で作るチャートを、たった1年弱で作り上げてしまう位の勢いと成長率なので、もしかすると年内にはまた1の楽観(Optimism)がくるかもしれません。
そうすると、2018年始めの最高値もゆうに越してくる可能性があります。
その時はこの記事を思い出して、売り時を見極めて下さい。
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最後に
ビットコインを始めとする仮想通貨は、本当にこれからだと私は思っております。
色々情報を集め私が感じていることは、世界中の資産家、投資会社や政府関係者達がビットコインを出来るだけ安く大量に仕入れる為に、情報操作なども含めわざと価格を下げているのではないか?という部分もあります。
海外のトレーダーはまず戦略的に「カラ売り」(価格が下がれば儲けが出る投資方法)から入ることが多いと聞きます。
まぁこんな話は少しオカルトめいた話に聞こえるかもしれませんが、そんな可能性もあるよということです。
とりあえず上昇相場でも下落相場でもトレンドに逆らわないことが一番です。
トレードするなら尚更気をつけましょう。
マイニングをするなら長期でやっていきましょう。
今後も長期目線で末永く、ビットコインを含めた仮想通貨の成長を見守っていきましょうね。
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神村
HP:JAPAN BIT CONSULTING
元証券マンブロガー。「お金に働いてもらい資産形成」することを目標に、投資の世界に足を踏み入れました。金融業界での経験やFXの経験を生かし、資産形成をしています。
2012年頃から為替取引(FX)を始め、2017年2月から仮想通貨(暗号通貨)へ移行、現在は株取引を行っています。
初心者にも分かりやすい説明を心がけて、少人数での勉強会や企業様での講義なども開催しております。
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